
空間に限りがあるリビングでも、家具の配置を工夫することで広く見せることは十分に可能です。
ポイントは、視線の抜けと動線の確保です。
まず大前提で、背の高い家具をリビングの手前に置かないことが重要です。
視線を遮るものが手前にあると、空間が狭く感じられます。
低めのソファやローテーブルなど圧迫感の少ない家具を中心に配置し、部屋の奥行きを感じさせるように工夫すると実際の広さ以上の開放感が生まれるのです。
壁際に家具をぴったり沿わせて並べるよりも数センチ余白をとることで、窮屈な印象を避けることができます。
家具同士の距離も詰めすぎず、通行しやすい動線を確保しましょう。
ソファを中心に置く場合は壁にベタ付けせず、あえてラグや観葉植物で空間を区切るようにすると視覚的な広がりが出やすくなります。
レイアウトでテレビ台や収納棚は多機能型のコンパクトなデザインを選ぶことで、アイテム数を減らしながらも使い勝手を維持できます。
家具の色味を揃えることで統一感が生まれ、雑然とした印象を防ぐことができるのです。
明るいトーンのカラーを選ぶと、光を反射して空間がより広く見える効果もあります。
ミラーを効果的に取り入れるのもテクニックの一つです。
鏡は視界を倍増させるため、壁面に設置するだけで奥行き感を演出できます。
狭いリビングでも家具の配置次第で快適性は格段に変わります。
大切なのはただ物を置くのではなく、動きやすさや視線の流れを意識して部屋の全体像を俯瞰しながら計画的にレイアウトすることです。
見た目だけでなく暮らしやすさにも直結する要素だからこそ、一つひとつの選択が住まいの質を左右します。